タロット講師のReikoです。
ご質問、ありがとうございます!
タロット占いに興味を持っていただき、とても嬉しいです。
初心者の方が独学中にふと気になった疑問に随時お答えしていきますので、
お気軽にコンタクトページからご質問くださいね・・・*
プロのタロッ占い師になるために、必要なことってなに?
はい、お答えしますね!
恐らく、様々な考えをお持ちのプロの占い師さんがいるかと思いますが、私であれば、「自分や他人を客観視できる視点」を持ち合わせた人だとお答えします。
どのような状況でもフラットな精神でいられるか、と言う事が占い現場では特に大事になってきます。
なぜなら、質問を意図する際に、気持ちがぶれたり動揺していれば、占いに大事な脳波(アルファー波やシータ派)になれず、しっかり占い結果に自分の感情が反映されてしまいます。
心配されなくても、この脳波はリラックスして集中すれば出てくるものです。
特に無心で同じ動作を繰り返していると出てきやすいので、シャッフルの前までに必要な意図設定は済ませ、シャッフルでは無心でシャカシャカすることをお勧めします。
反対に緊張して集中しにくければ、占いの精度が劣ってしまうということになります。
占い師の状態は、無の境地であればあるほど、インスピレーションも冴え、リーディングも上手くいくでしょう。
さて。
本当に、現場には気持ちがブレそうになる方々がいらっしゃいますからね。
相当悩んで来られるので、「うんうん、わかるわかる」みたいになることもあるのですよ。
でしかも、共感的な言葉かけも、相談者にとっては悩みから抜け出す第一歩になるので、優しい言葉もかけてあげたい。
そうやって、悩んでいることに、引っ張られ続けていると(占い師は共感的、イタコ的な人が多いので、引っ張られやすいのです)占い結果は悲惨なものになってしまいます。
占い師は、これまでの人生、波乱万丈の方が多いと思います。
なぜなら、人の悩みに向き合う仕事とは、そういうものだからです。
悩みに共感し、解決策を講じてきた人だからこそ、たずさわれるに値するという特権のようなものですよね。
様々な悩みに寄り添うには、それなりの経験値が必要だからです。
そこで、あなたに質問です。
ある特定の人から、何か傷つくようなことを言われたとして、そのとき、それをすぐに解決する手段をあなたは持っていますか?
イエス!なら、立派にプロとしてやっていけますよ!
もしも、ノーなら、この先を読みすすめて行ってみて下さいね。
では、鏡に向かって笑ってみてください。
普通に鏡の中の自分は笑ってますよね。
では、自分は真顔でいて、鏡が笑うように仕向けてください。
・・できませんよね?
では、むすっとして怒った顔してください。
なんか、気分悪いですよね。
暫く悲しい顔して鏡を見つめてください。
悲しい事がほんとに起こった感じしてきませんか?
では、ニカッ♪と笑ってみてください。
あは~、もう何か一気にいいことありそうな感じでしょう??
実は、そのくらい単純明快なのです。信じがたいですけど。
あなたは、自分の表情や感情を無意識に出していますが、それを反映させる目の前の世界は、まさに、あなたが出しているそれと同じものなのです。
それを波動の法則といいます。
引き寄せの法則ともいいますね。
もしかして、嫌な事は、自分がそういう波動をだしているからなんじゃ・・?
なんだか、ちょっと判った気がしてきましたか^^?
自分が発したものが、自分に帰ってくる。
与えたものが返ってくると、耳にしたことありますよね?
なので・・。
嫌なことを言った相手に、自分のなかにある固定観念が相手のしぐさや表情に映し出され、自分がそれに反応したに過ぎないのだということです。
そのからくりを知っていれば、相手を責めることなく、自分でその感情を癒すことが出来るのですよね。
そういう見方ができるということ。それが私の言う「客観視」です。
いかがですか? ちょっとわかりましたか? できていますか?
このことを、心理学では「投影」や「シャドウ」などと表現されますが、なかなか頭でわかっていても、行動に移せるのが難しいんです!
だって、明らかに自分は、相手によって傷つけられたと思ってしまいますからね。間違いなく、皆幼い頃からそうやって生きてきたはずです。
そうなんです。そこなんですよ。
そして、そのことにとても意味があるのです。
幼い頃に、その様に過ごし、それが当たり前になっている現実をいやと言うほど見てきたからこそ、その反対側の現象を知れる事が出来るようになっているのです。
もっと難しくなってしまいましたね? 笑
この件は、講座では耳タコほどに扱いますのでいやでも理解できるようになります。
ここまで、頑張って読んでくれたあなた、これを難しいと思われた方は、喜んでください!
相当、この学びをされてきて、今、その反対のほうへと移行できるタイミングにきたということだと思ってください。
そろそろ、他人と自分を、本当の意味で客観視できるようになれるでしょう。
では、いいですか?
他人は自分を傷つける事は一切出来ないとうこと。
傷ついたのは、自分のなかにある古傷が痛んでしまったからに他ならないということを知ってくださいね。
先ほどのような見方でしっかり「客観視」するように努力してみてください。
プロの占い師になるためには、タロットカードの意味を的確に言えるだけでは完璧ではありませんよ~。
大アルカナのヒューマンストーリー(Reikoのタロットデビュー講座でお伝えしています。タロットの解釈のキモになるところです。)のように、しっかりあなたも成長していきましょう!
全ての悩み事は、人間関係に付随したものです。
そして、それは、この「誰かに何かをされた」という不快感が悩みを引き起こし、大きくこじらせてしまったから、占いに救いを求めて来られるのです。
その人と共に、そりゃ、相手がわるいよね~と、共感するだけではプロの占い師とはいえません。
相談者が、またこのようなことで悩まないように、自分で解決できるように、その方法を気付かせてあげられるのが、プロというもの。
自分を癒せる人は、他人も癒すことができます。
まずは、自分からはじめて下さい。
自分が癒されれば、目の前の鏡の中の自分(他人)も癒されます。
自分のなかの世界が、目の前の世界に映し出されているから・・でしたよね?
最後までご覧くださり、ありがとうございました!
それでは、また・・・*